明細パネルの行の項目値の合計を伝票パネルの行の項目に設定するには(集計転記)

概要

伝票パネルと明細パネルの関係において、明細パネルの行の項目の値の合計を伝票パネルの行に設定する場合があります。これは、伝票パネルの行に対して、転記定義により、明細パネルの行の値を集計することで実現できます。

例題

「受注登録(伝票)」パネルと「受注登録(明細)」パネルを、「受注登録(明細)」の金額が、「受注登録(伝票)」の金額に集計されるよう設定する例を示します。

設定手順

(1) リボンの「編集」タブから「コンテキスト連携」→「転記」を選択します。

(2) 「受注伝票」コンテキストの「転記」画面の「基本設定」タブで「重複して転記される行では集計する」にチェックを入れ、転記元としてプルダウンより「受注登録(明細)」を選択します。

(3) 次に「条件」タブで、転記元コンテキストの項目に「伝票」項目(「受注伝票ID」)、自コンテキストの項目に「伝票」項目(「受注伝票ID」)を条件として選択します。

(4) さらに「転記」画面の「転記内容」タブで、転記(合計)する自コンテキストの項目「金額」と、連携対象のコンテキストの項目「金額」を設定し、[登録]ボタンをクリックします。

(5) 「受注登録(明細)」の「明細パネル」の行の「金額」が、「受注登録(伝票)」の「金額」へ合計が計算されます。

関連項目

2021年8月20日 更新

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