リンクファイルによる業務アプリの配布

業務アプリリンクファイル(ctplnkファイル)は、ウェブサーバ上に公開された業務アプリをダウンロードして利用するためのショートカットファイルです。

ctplnkファイルを使うことで、使用しているサイトに限らず、他のサイトに所属するライセンスやフリーコースでも、共通のctpファイルを利用できるようになります。

またctplnkファイルには、ctpファイルで必要な関連ファイル(印刷のためのExcel帳票ファイルや画像ファイル、CSVファイルなど)を併せて指定できます。設計者が事前にctpファイルと共に関連ファイルをウェブサーバにアップロードしておけば、ユーザはctplnkファイルを開くだけで、これらのファイルをダウンロードして業務アプリを利用できる状態になります。

ctplnkファイルの作成

ctplnkファイルは、次の手順で作成します。

  1. リンクファイルに適した業務アプリを定義します。
  2. 「ファイル」メニューから「業務アプリの保存」で「名前を付けて保存」を選びます。
  3. 「名前を付けて保存」画面の「ファイルの種類」で「業務アプリリンクファイル(*.ctplnk)」を選択します。
  4. 「ダウンロード先アドレス」にctpファイルをアップロードしたインターネットアドレスを入力します。

リンクファイル向けの業務アプリ定義

ユーザがctplnkファイルを開いた場合、コンテキサーデータフォルダ内の特定のフォルダにctpファイルと共に関連ファイルもダウンロードされます。そのため、ctplnkファイル向けの業務アプリを定義する際には、必要な関連ファイルをctpファイルと同一のフォルダに置く必要があります。

印刷用Excel帳票

使用するExcel帳票は、コンテキサー上のシート名と同一の名前のワークブック(xlsxファイル)として用意してください。

ワークブックは、xlsx,xls,xlsmのいずれかに対応しています。

入出力用ファイル

入出力コンテキストで入出力先がファイル形式(CSVファイル,テキストファイル,mdbファイル)である場合のみ、リンクファイルの関連ファイルとして使用できます。その際、入出力先フォルダを「業務アプリと同じフォルダ」に設定してください。

ctplnkファイルの配布

設計者は、ユーザにctplnkファイルのみを配布してください。

ユーザは、ctplnkファイルをダブルクリックして開くか、コンテキサーの「開く」でctplnkファイルを開くことで、業務アプリがダウンロードされ、業務アプリが起動します。

ファイルの更新

ユーザ側のコンテキサーで、ctplnkファイルをはじめて開くと、コンテキサーデータフォルダに関連ファイルがダウンロードされます。次回以降、ctplnkファイルを開く度に、最新の関連ファイルがアップロードされているかどうかが確認されます。もしダウンロード済みのファイルよりも新しい日付のファイルが存在する場合には、そのファイルがダウンロードされます。

ページの先頭へ