コンテキサーの機能レベル

機能レベル分類

コンテキサーは、機能レベルとして次の3種類が存在します。それぞれの機能レベルによって利用できる機能に違いがあります。

担当者モード

コンテキサーを、日々の業務の中で情報を入力したり閲覧したりする担当者のためのモードです。担当者モードでは、シートの作成や項目の追加など、業務アプリの開発はできません。この機能レベルは、担当者があらかじめ用意された業務アプリを開いて、利用するためだけのものです。

設計者モード

コンテキサーを用いて、非定型、あるいは半定型的な業務を行う担当者のためのモードです。また、定型業務を常にカイゼンする担当者も含みます。設計者モードでは、シートの作成や項目の追加、あるいは入力画面のデザインなど、日々の業務をより効率的に行うための基本的な業務アプリを定義できます。定義した業務アプリを、ctpファイルとして保存したり、既存の業務アプリを再利用できます。

開発者モード (ベンダーモード)

コンテキサーを基幹業務として利用する際に、データ構造の設計やユーザ管理など、システム開発者として利用するためのモードです。開発者モードでは、コンテキサーを業務アプリケーションとして本格的に開発するために必要な機能を実行できます。

機能レベルの比較

機能レベルごとに利用可能な機能をまとめると、次のようになります。なお、個々の機能の詳細については、各利用マニュアルをご覧ください。

表 コンテキサーのモードごとの比較
担当者モード 設計者モード 開発者モード
データの閲覧
データの追加・修正
データの削除
補助画面
一括修正・一括削除
条件フィルタ
強調表示
積算集計
データ入出力
Excel連携
アドイン組込
業務データ同期
パネルレイアウト -
シートデザイン -
ナビゲーション -
転記 -
限定 -
入力補助 -
クロス集計 -
時系列展開 -
計算式定義 -
コマンド定義 -
インデックス定義 -
内部連結定義 -
自動採番管理 -
グループ管理(サイトのみ) -
区分定義 -
利用先サイトIDの設定 - -
パスワードによる保護 - -
テンプレート - -

 

データベース(RDB)利用ライセンス

コンテキサーが利用する外部のデータソースとしては、標準でCSV形式が利用可能です。

データベース(RDB)を利用して企業内や部門内で情報共有する場合には、別途ODBC利用ライセンスによって、実現できます。現時点では、次のデータベースエンジンとの接続できます。

表  データソース一覧
データソース名 種別 説明
Access2003形式データベース mdb Micorosft Access 2003形式で作成されたデータベースに対して、データを入出力できます。
Access2007形式データベース mdb Microsoft Access 2007形式で作成されたデータベースに対して、データを入出力できます。
MySQL ODBC ODBC接続を経由して、MySQLデータベースにアクセスします。
SQLServer ODBC ODBC接続を経由して、SQL Server(2005以降)にアクセスします。
Oracle ODBC ODBC接続を経由して、Oracleデータベースにアクセスします。

クラウドデータベース利用ライセンス

クラウドデータベースを利用することにより、社内と社外をつなぐことができます。

クラウドデータベースにアップロードしたデータは、クラウドビューアによって、社外からインターネット経由で、パソコンの画面、あるいはタブレットやスマートフォンによって内容を閲覧あるいは編集できます。

図 クラウドデータベースの内容表示(C-VIEWER)

利用しているコンテキサーのライセンスを確認するには

使用しているPCにインストールされたコンテキサーで利用できる機能は、「コンテキサーについて」画面で確認できます。

また、スタートアップコース以上の場合には、サイト管理ページにて、契約ライセンスをご確認頂けます。

2024年4月3日 更新

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