別パネルで選択しているレコードに対応したレコードを選択状態にさせるには、限定の「選択伝播」を使います。
例えば、「品目」パネルと「品目別売上」パネルがあり、「品目」パネルでレコードを選択するとそれに対応する「品目別売上」パネルのレコードを自動的に選択する、という動作を選択伝播で実現できます。
(1) 担当者がレコード選択するための「品目」パネルを作成します。
「ID」項目を追加します。
(2) 自動的に選択させておきたいパネル(「品目別売上」パネル)を作成します。
「品目ID」項目を追加します。
(3) 「品目別売上」パネルのパネルメニューを開き、限定を定義します。
(4) 「連携先」に「品目」パネルを選択します。
また、「選択伝播」にチェックして「選択されたレコードで限定」のチェックを解除します。
(5) 「連携キー」タブをクリックして、限定の連携キーを指定します。
この例では、連携キーに「品目」パネルの「ID」と「品目別売上」パネルの「品目ID」を指定します。
レコードを正しく選択伝播させるには、「品目」パネルと「品目別売上」パネルにあるレコードが1対1に対応するような条件を指定する必要があります。
(6) [登録]ボタンをクリックして限定定義を登録します。
(7) 登録されると、「品目」パネルで選択したレコードの「ID」と合致する「品目別売上」パネルの「品目ID」が同じレコードが選択伝播されます。